2011.08.31 Wednesday
2011.08.30 Tuesday
〔参考リンク〕
岩手、宮城、福島における労働保険料等に関する申告・納付期限について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001lzx1.html
岩手、宮城、福島における厚生年金保険料等に関する納期限を指定する件について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001mfud.html
2011.08.29 Monday
◆公共サービスを利用した金銭管理
親が高齢になると、日常的な金銭管理をどのように行うかという問題が起こります。判断能力が低下したり、外出が難しくなったりした高齢者の家族にとっては切実な問題です。
そこで、公共サービスを利用して金銭管理を行う方法をご紹介します。
◆社会福祉協議会の「日常生活自立支援事業」
社会福祉協議会(以下、「社協」)は、地域福祉の推進を目的とした非営利組織であり、国・都道府県・市区町村にそれぞれ設置されています。
地域住民に身近な市区町村の社協は、訪問介護など様々な福祉サービスを手掛けており、災害時にはボランティアの受け入れ窓口となるなど、準公的な性格を持ちます。
「日常生活自立支援事業」は全国約800の社協が手掛けています。主なサービスとして、高齢者の日常的な金銭管理や福祉サービスの利用援助、通帳の預かりなどがあります。
サービスは日常生活の範囲内に限定されており、高額の財産管理や法律行為の代理などは行えません。
◆安い報酬も魅力
生活費の引き出しや預け入れ、税金などの支払いの手伝いなど、小口の金銭管理サービスは、親族や信頼できる知人が近くにいない独居高齢者や、同居の子供が親の年金を使い込んでしまうような世帯において特に必要度が高まっています。
また1回の訪問当たり1,000円程度からという安い報酬体系も魅力です。
◆制度利用伸び悩みの理由は?
「日常生活自立支援事業」は便利な公共サービスですが、利用者数は2011年1月末時点で約3万5,000人にとどまっています。
この伸び悩みの主な理由は社協の人員不足にあると言われています。常勤職員の人件費は都道府県と国が折半していますが、予算が付かないため、人員増に踏み切れないでいるのが実情のようです。
一方、利用する側にも、通帳などを第三者へ預けることへの抵抗感が強くあるようです。本人から利用を申し出るケースは少なく、多くは周囲からの勧めがきっかけとなっているそうです。
2011.08.27 Saturday
〔参考リンク〕
「社会保障に関するアンケート」の調査結果
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001moj0.html